お風呂でのアトピー箇所の洗い方
お風呂に入ってアトピー箇所を洗うべきか、洗わないべきか悩む人も多いと思います。
お風呂でのアトピーの洗い方がテレビ(NHK)で紹介されていたので紹介します。
まぁアトピーの洗い方に絶対的な正解はないと思いますけど。
アトピーの洗い方がまったくわからない人にとっては、参考になると思います。
テレビで紹介されていたアトピー箇所の洗い方を紹介する前に、自分の体験談を述べますが。
お風呂でアトピー箇所はできるだけ洗わないほうがいいと思っています。
もしお風呂でアトピー箇所を洗ってもいいという考えだと
「かきむしっているのか、洗っているのかよくわからない」
感じがでてきます。
自分もよくあったんですけど、ほぼかきむしっているような感じなんですけど
「これは洗っているんだ!」
とごまかして、アトピー箇所がぼろぼろ(つるっつる)になってしまったことが多かったです。
そもそも「かきむしる」と「洗う」の境目がどこにあるのかがよくわからないですからね。
刺激の少ない石鹸を使う
まず石鹸は刺激の少ないものを使いましょう。
スーパーで市販されている石鹸なら、長いこと販売されている歴史があります。
値段が安い石鹸が多いですが、そうそう変な石鹸もないと思います。
なので、もし迷ったのなら、値段が馬鹿高い特別な石鹸を使うより、スーパーやドラッグストアに売っている知名度の高いメーカーの石鹸をおすすめします。
無添加石鹸を買っておけば大丈夫だと思います。
むしろ高級石鹸のほうが、いろいろ配合されていてよくない可能性があります。
石鹸にもいろいろありますからね。
アトピーだからと言って変に高い石鹸を買う必要はないと思います。
もちろん、値段が高い石鹸が悪いというわけではありません。
自分はシャボン玉の無添加石鹸か、カウブランドの無添加石鹸をよく使っています。
石鹸は刺激の強いものではないのなら、好きにしていいんじゃないかな。
自分は「無添加」という言葉に弱いので、無添加石鹸を使っているよ。
石鹸にも相性があると思います。
まぁ石鹸って基本大丈夫だと思うんですけどね。
ごく稀にあわない石鹸があるので、いろいろ試してみるといいと思います。
変に馬鹿高い石鹸を買う必要はないと思いますね。
「石鹸を変えてアトピーを治せた」
なんていう人は、あまり聞かないですよね。
石鹸を販売しているメーカー側は
「アトピーにおすすめの石鹸」
なんていっていますけど。
結局それは、肌に優しい石鹸ということだと思います。
そんなの、普通の石鹸で十分というか、むしろ刺激的な石鹸ってそんなにないですよ。
どこのメーカーなのかもよくわからない石鹸はどうかと思いますけどね。
石鹸を泡立て、泡で洗う
で、お風呂でのアトピー箇所の洗い方です。
まず石鹸をよく泡立てます。
泡がたったら、その泡だけを手のひらに乗せて
アトピー箇所にあわをつける。あとはお湯で綺麗に洗い流すだけ
です。
ごしごし洗ったりすることはせず、石鹸の泡をアトピー箇所にのせて、あとはお湯で洗い流すだけ。
「そんな簡単でいいの?」
という人もいるかもしれません。
でもアトピーの人の中にはアトピー箇所をひとつも洗わないで、お湯で流すだけの人もいます。
石鹸の泡をアトピー箇所につけている分、綺麗になっているところはあるといえます。
よくないのはごしごしアトピー箇所を洗う
ことです。
ごしごしアトピー箇所を洗うぐらいなら、お湯をさっとかけるぐらいで、ひとつも洗わないほうがいいかもしれません。
アトピー箇所は汚いように感じるかもしれませんが、お湯でさっと流すだけでも綺麗になっているとされています。
石鹸の泡をアトピー箇所につけて、洗い流すだけでも十分なのでしょうね。
泡立ちやすい石鹸のほうが、お手軽だと思いますが、そこは個人の判断でいいと思います。
質のいい石鹸は、むしろ泡立ちにくいともされていますからね。
石鹸をそのままアトピー箇所につけるのではなく、石鹸の泡をアトピー箇所につけるという点も注意してください。
注意したいのは、石鹸が残っているとよくないとのことです。
まぁそこは体を洗った後に、湯船につかれば問題ないと思います。
石鹸が残るなんていうことがあるのかちょっと疑問です。
手を石鹸で洗って綺麗に洗い流さなくても、時間とともに手はつるっつるになりますからね。
泡石鹸はどうなの?
固形石鹸を泡立てるのがめんどくさいので
「泡石鹸を使おう」
という人もいると思います。
実際自分も固形石鹸を泡立てるのがめんどくさいので、泡石鹸を今は使っています。
ただ泡石鹸は固形石鹸を泡立てるものより、刺激が強く感じました。
なので、アトピー箇所の状態が悪いと、泡石鹸だと刺激を感じるかもしれません。
そういうときは、固形石鹸を泡立てて使ったほうが、刺激が少ないと思いますね。
昔は自分もごしごしアトピー箇所を洗っていた
自分も昔は、アトピー箇所をごしごし洗っていたんですよ。
すると、お風呂上がりアトピー箇所がびっくりするほどツルツルになりました。
アトピーの人なら分かると思いますが、皮膚のつるつるではなくて、プラスチックみたいなツルツルなんですよ!
アトピー箇所をごしごし洗うと、確かに綺麗になるのだけど、また1からアトピーを治すために皮膚をつくっていかないといけなくなっちゃうんだよね。
お風呂でアトピー箇所を洗いすぎると、皮膚が落ちてしまうのでしょうね。
そりゃー、お湯で軟らかくなったところを、ごしごし洗えば皮膚が落ちてしまうわけで…。
人によっては
「これは垢なんだ!」
と思う人もいるかもしれませんけど、アトピー箇所だったらそれが垢だったとしてもごしごし洗ったらアウトです。
たしかにアトピー箇所がつるつるになって見た目綺麗にはなりますけど。
それではアトピーを治すのに時間がかかってしまいます。
アトピーは自然治癒力で治すのであって、肌を綺麗にすることで治るわけではない
と考えれば、ごしごし洗うこともしなくなると思います。
なんか勘違いしてしまうんですよね。
アトピーは不潔だからでているわけではないんですよ。
自分の体から発症している症状なんです。
だから、体を綺麗にすることが大事なのではなく、体の中から綺麗にすることが大事なんです。
そういう点で、アトピーの人には食事が大事だと言われます。
あまり体の洗い方には気をつかわなくていいと思います。
体の洗い方がわからないのなら、湯船に少しつかるぐらいで体を洗う必要はないかもしれません。
少なくともアトピーを綺麗に洗うことで、アトピーがよくなるなんて話は聞いた事がないです。
そりゃアトピー箇所が不潔な状態だと気持ち悪いので、どうにかしないとストレスでアトピーが悪化しそうですけどね。
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お風呂はアトピーを治す場ではなく、悪化の可能性がある場だと思ったほうがいいです。
どんなにうまくお風呂に入っても、それがアトピーが治ることにはつながらないです。
お風呂はリラックスの場というかな。
アトピー箇所のことを忘れて入ったほうがいいと思います。
アトピー箇所を意識しすぎると、お風呂でアトピー箇所を触ってしまうので。
そうなってしまうと、気がついたらアトピー箇所をかきむしってしまっていた…。
そんなことが自分も結構ありましたねぇ。
後はアトピーの人ならわかると思いますけど。
お風呂あがりってアトピーがかゆくなるので…。
お風呂あがりはだらだらしないで、さっさと着替えて眠ったほうがいいかもしれません。
だらだらしていると、これまたアトピー箇所が気になってかきむしってしまうんですよねぇ。

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